全国高校駅伝県予選 -京都・和歌山・奈良編-


明日には近畿の全府県代表が出揃って、本当はその前に昨年は本家ブログでやりました大阪駅伝予想とか、今回は兵庫が非常に面白いのでそれも前もって書こうかと思っていたんですが、ちょっと調子が悪かった為断念しました。とりあえず11月の1日に行われた京都府和歌山県予選と、3日の奈良県予選を軽くまとめます。

京都府

男子は洛南がきっちり走って2時間9分12秒で2年振りの出場。1区文元選手の区間賞からスタートして区間賞を6つ奪う快勝。京都の予選コースを知らないのでどうなのかわかりませんが、おそらく結構きついコースなのかタイムが伸びませんでしたね。といっても、オーダーは違うものの日本海駅伝もあまりいいタイムを出してたという感じでもないので、ちゃんと合わせるともっと伸びるということなのかそうでないのか。難しいところですね。
1区の文元選手は大阪から出て行って2年生、あの須磨学園の西池選手とはっていた選手だけあってきっちり力を伸ばしているようで、非常に嬉しいです。近畿・全国駅伝での活躍も期待しています。
2位は桂。実力通りきっちり走ったなという印象。昨年優勝した京都外大西は4位でした。

女子もきっちり立命館宇治が1時間11分36秒で優勝。個人の成績の割にはタイムがそんなに伸びてないので、やはりコースが厳しいのか、はたまた勝負は全国ということでそんなに調整していないのか。1ヶ月前の九州瀬戸内女子駅伝では1時間9分台で走っているのでおそらく前者だとは思いますが。しかし今年もなかなかのメンバーが揃ってますね。全国大会に記録は期待しましょう。
2位は京都光華。1区4位からきっちり各人が走って決めましたね。3位は桂。注目の久馬姉妹がいる綾部は4位。久馬萌選手は1区2位、久馬悠選手は5区区間賞とやっぱり強いですね。1年生ながら5000m15分台の実力はさすがです、近畿駅伝にも期待したいですね。


和歌山県


男子は危なげなく和歌山北が2時間10分35秒で優勝。1区こそ日高の小松選手に区間賞を譲ったものの4秒差の2位で襷を繋ぎ、その後は6連続区間賞の快走で2位の日高に4分30秒の差を付け、きっちり実力を見せ付けました。しかしなかなか和歌山北を破る高校というのが出そうにないですね。

女子は日高が1時間14分46秒で2年連続の優勝。2位は耐久。3位は和歌山北。2年前の県和歌山商の勢いがなくなってからは記録が伸びないですね。ちょっと気になるところです。


奈良県


男子は今年も智辯学園が2時間11分15秒で優勝。全区間区間賞の完勝でした。しかし智辯学園奈良県内では相手がいまいち不足するのにも関わらず選手に力がきちっとあって素晴らしいチームですね。

女子は奈良育英が2位の添上に8分以上の差を付けて優勝。こちらも全区間区間賞で、特に2区の竹内選手は1年生ながら区間新記録の快走でした。


あとがき


明日で全府県の結果が出揃うわけですが、男子は今年は記念大会なので各県の優勝高以外の地区大会最上位高は全国駅伝に出場することが出来ます。…が、今年は兵庫県が過去見てきた中でも非常にハイレベルな争いになっているため、他の府県の学校は少し厳しいかなという感じです。あとは注目ポイントとして、現在府予選で31連覇中、全国駅伝連続出場記録を更新し続けている清風高校がついに今年敗れるんではないかというところにも注目が集まっています。前哨戦の日本海駅伝では関西大北陽が清風に1分44秒の差をつけています。こちらも注目しておきたいですね。

というわけで、明日はどう転ぶのか、非常に楽しみですね。



かしこ