2010沖縄インターハイ5日目(最終日)


さて最終日となりました5日目、今日は男子3000mSC決勝と女子3000m決勝が行われました。

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男子3000mSCは結構レース激しかったようですね。走路妨害と走路逸脱で失格者が3人出る形になったようです。スティーブン・カルノ(宮城・仙台育英3)が8′59″62で優勝。今までの仙台育英の留学生からするとあまり注目されてこなかった選手がここで結果を残してきました。芝山智紀(兵庫・西脇工3)が8′59″84で2位。この2人が8分台を記録しました。残りの近畿勢は出口遼(兵庫・須磨学園3)が9′01″01で3位入賞、西川凌矢(京都・桃山3)が9′18″32で10位でした。また、今年はこの種目まであまり芳しくなかった鹿児島実業なんですが、ここで吉村大輝が4位、市田宏が5位と2人入賞。3000mSCに戦力が持ってこれる学校は駅伝に強い、というのは割と言えるのですが、流石に今年は集大成の鹿児島実業がここできっちり結果を出したのは素晴らしいと思います。

女子3000mはワイナイナ ビートライス ムルギ(愛知・豊川2)が9′11″51で優勝。そして2位には赤松眞弘(岡山・興譲館3)が9′11″60で日本人トップに。惜しいというかなんというか…。しかしながら1500m優勝、3000mは日本人トップで2位と、完全に今回は赤松選手の大会になりましたね。興譲館は5位に岡未友紀が5位、菅華都紀が6位と3人全員が入賞。豊川も鈴木美乃里が7位入賞、安藤由香は18位と3人全員が決勝に残ってますし、まだまだこの2強の流れは変わらないみたいですね。近畿勢は久馬悠(京都・綾部2)が8位入賞、池田睦美(兵庫・須磨学園3)が9位、久馬萌(京都・綾部2)が10位、小宮沙紀(兵庫・須磨学園3)が16位でした。また、今回の入賞者は2年生が5人、1年生が1人(留学生)ということになりました。

また、800mで優勝した高橋満里(大阪・東大阪大敬愛3)が4×400mリレーのアンカーで登場して優勝、東大阪大敬愛はマイルリレー5連覇というおそろしい記録を出しています。高橋選手はこれで2冠、3種目入賞という結果になりました。素晴らしい働き。

あと面白いことに、学校対抗の女子は敬愛がダントツで優勝してるんですが、2位がなんと興譲館。長距離種目だけでここまで取っているというのはすごいですね。

今日はここまで。