2010沖縄インターハイ3日目

今日はテレビ放送もありましたね。男女1500mをダイジェストでも放送してもらえたのはラッキーでした。こうやって見てみると、男子2位だった八木沢選手の強さがよくわかります。女子1500m優勝の赤松選手のスパートもすごいものですね。ラスト400mで抜けてラスト100mでもう一度。やはり2段スパートが必要なんでしょうかね…。

さて3日目は男女800mの予選・準決勝と男子5000mの予選でした。

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3日目の結果を読む上で少なからず影響していると思われるのは、男子走幅跳の結果を見ると風がかなり強かったと思われる部分。10:00から行われた予選では、最大5m以上の風速が記録されています。決勝に至っては、全員が追い風参考記録(追い風2m以上)となっていて、最大で6.7mという風速が記録されています。後の種目ほど風による影響を受けていると考えていいでしょう。

男子800m予選はタイムで準決勝に拾われる+6人目のタイムが1′56″51、各組着順で通過2名の最低ラインが1′57″83でした。組によって展開がかなりバラけたようですね。これによって着順通過の最低ラインタイムから+で拾われる6人目の記録までの1秒36の間に12人もいますから、展開によってこうも変わるのが着順通過の面白さですね。
準決勝では、先の組のスローな展開を見ていったのでしょうが、+で拾われる2名が2人とも3組から出ています。そんなわけで3組5位だった池山謙太(新潟・長岡大手2)は1組・2組の1着のタイムを上回っているにもかかわらず決勝に進むことが出来ませんでした。仕方ないとはいえ彼にとっては納得しがたい結果でしょうが、来年の活躍に期待したいですね。また、予選を通過した近畿勢3人が3人とも決勝に進む活躍。期待したいです。

女子800m予選も組によってタイムがかなりバラつきましたが、+で拾われる6人目のタイムが2’13”62、着順通過最低タイムが2′15″93となりこの2秒31の間に12人いますね。偶然男子と同じ人数になりましたが、展開の妙ですねえ…。
準決勝は文句なしのタイム順に8人となりました。鈴木翔子(東京・白梅学園2)予選・準決勝と2本とも2分一桁台で走ってきましたね。ちなみに、2種目入賞という意味では、400m4位の高橋満里(大阪・東大阪大敬愛3)と1500m7位の磯部維(大阪・岸和田3)。決勝に残ったこの2人の近畿勢の活躍に期待したいです。

ここまで書きましたが800mに関しては詳しくなくあまり調べる時間もなかったため苦しいですが、ご容赦願います。

さて、男子5000mはかなり荒れ模様だったようです、全体的に記録が出ていません。風の影響か暑さか天候かはグラウンドコンディションの発表がないのか調べ切れていないのかでわからないためなんとも言えないのですが(知ってる方いたら教えていただけると嬉しいです)、さすがに悪すぎるんじゃないかと思います。ただ各組上位はきっちり走っているので、明日の決勝の高記録に期待です。
なんだかんだで結構きっちりしたメンバーが揃いましたね。誰が予選を通るか予想が立たないくらい揃った1組も終わってみれば順当な感じですね。2組では世界ジュニア帰りで1500mは棄権していた西池和人(兵庫・須磨学園3)も2位できっちり通過。3組もまずまず順当。2種目入賞をかけるのは1500m2位の八木沢元樹(栃木・那須拓陽3)と1500m5位の小島秀斗(愛知・豊川工3)、1500m8位の今井憲久(福島・学法石川3)の3人。
地区ブロックごとに決勝進出者を見ると、東北が5人、近畿・中国が3人、北関東・東海・南九州が2人、四国が1人。東北すごいですね…。近畿勢は上記の西池選手、新庄翔太(兵庫・西脇工3)と文元慧(京都・洛南3)の3人。特に西池選手と文元選手は中学時代からのライバルですから(2人共大阪出身)、頑張ってもらいたいですね。
個人的には1500m4位だった的野遼大(長崎・諌早3)や有村優樹(鹿児島実3)も決勝で見たかったなあと思いますが、これがインターハイですしね。

遅くなりすぎたので、今日はここまで。